ミニカーコレクションの基本を大切に、ライブ&フレンドリーがプロトのモットーです。
店長 鈴木 茂実
ヨーロッパでは昔からミニカーコレクションは大人の趣味として盛んでしたが、現在もヨーロッパの各メーカーは精力的に、さまざまなハイテクミニカーを世界に送り出しております。日本においてはその影響を受け、クオリティーの高い国産ミニカーを生産できるまでになりました。これは喜ばしいことではありますが、自動車の歴史文化に対する意識レベルが、まだまだ西洋並に追いついていない現われでもあります。
ミニカーには、必ずスケール(縮尺)があります。したがってスケールの無い物(ノンスケール)は玩具といえます。基本スケールの1/43は鉄道模型のO(オー)ゲージに当たりますが、そのことからも当時ミニカーは鉄道模型の脇役として誕生した事がお解りいただけると思います。さらに小さい1/160(Nゲージ)や究極のZゲージなどもありますが、一般的には1/87(HOゲージ)からラージスケールの1/18まででしょう。もしこれからコレクションしてみたい方の為にアドバイスするとすれば、とりあえず1/43をお勧めします。基本スケールなので、メーカーや種類が豊富な事と、キットや、ちょっと高価になりますが、ハンドメイド品なども同スケールで手に入れる事が出来ます。
当店は1/43を中心に各国のロードカー・モータースポーツ・建設車両・ウイングモデルと幅広く豊富に取り揃えておりますが、特注トミカや特注チョロQなども必見の一つです。必見と言えば当店こだわりのフェラーリコーナーには見たことも無い1950年代のヒストリックフェラーリがぎっしりです。さらにウイングモデルはヘルパ・ドラゴン・ジェミニジェッツといったメーカーの1/500〜1/400のダイキャスト製旅客機を取り扱っております。
日本のミニカーの歴史は、昭和30年代に遡りますが、当時良く目にしたのは、旭玩具製作所のモデルペットと大盛屋酒井通玩具店(株)のミクロペットではないかと思います。当時コレクター向けに送り出されるヨーロッパ各国のミニカーを見て、日本からもコレクター向けに国産車を発表したいという思いが実現し生産にいたりますが、販売の受け入れ先がデパートなどの玩具売り場であった事で思惑に反し、子供の玩具として定着してしまいます。ところが素材がアンチモニーであったために壊れやすく、後に現在のダイキャストに改められました。スケールも基本の1/43ではなく1/42〜1/40と少し大きめで、その訳は当時の外車(アメ車)に対して国産車は全体に小さく並べると見栄えがしない、との理由からでした。その考え方は今日のダイヤペットまで尾を引く結果となります。
ミニカーコレクションは、決して特別な人のホビーではありません。自宅の部屋に自分だけのカーミュージアムを創る喜びは、長期に渡り地道に集める努力の積み重ねであり、時が経つにつれ貴重な資料へと変わっていく大変意義のあるホビーなのです。それだけにテーマは非常に重要な鍵になります。新製品は連日のように入荷しますが、人気車種は数日間で終了しますので、日頃の情報が大切な要素になります。そして何よりショップとの信頼関係が一番です。
ぜひ一度ご来店いただき、ミニチュアカーの素晴らしさをご鑑賞いただければ幸いです。
*尚、店内はほとんどガラスケースに囲まれておりますので、特にお子様連れの方は、ガラス に手を触れぬ様ご協力のほどお願い致します。